【知っていれば得する!?】有名な白ブドウ5選を紹介!

ワインのお勉強

こんにちは。イトヒロです!

僕がワインを飲み始めた頃はこんな疑問を持った事がありました。

ワインの名前に書いてある、「シャルドネ」ってなんだろう?

同じ白ワインでもこんなに香りと味が違うのはなんで?

皆さんはこのような疑問を持ったことはありませんか?

この記事では、白ワインを造る時に用いられる、有名な白ブドウ5種類の特徴をまとめてみました!

この記事を読むと、

①有名な白ブドウの名前が分かる

②白ブドウの香りや味わいの特徴が分かる

③どんな人にどんな品種がおすすめなのか分かる

一緒に見ていきましょう!

有名な白ブドウ5選

シャルドネ

まず最初は、『白ブドウの女王』こと「シャルドネ」です。

主な産地

主な産地はフランスのブルゴーニュ地方で、他にもアメリカやオーストラリアなど世界各地で栽培されています。

香りと味

香りはレモンなどの柑橘系や青リンゴのようなスッキリとした香りです。
冷涼な地域で栽培された「シャルドネ」は、スッキリとした上品な味わいに仕上がり、温暖な地域で栽培されたものは、パイナップルのような果実味で酸味は穏やかになります。
また、樽熟成によりナッツやバターのような香りがし、長期熟成によりリッチな香りへと変化します。
「シャルドネ」は樽の使用によって味わいに変化が出やすく、味わいが変幻自在な品種であると言われています。

一言メモ📝

「シャルドネ」は非常に有名な品種で、ワインに詳しくない人でも聞いたことがある方はいらっしゃるかと思います。
この品種は特に大きな特徴がないため、造り手の個性や特徴が大きく反映しやすい品種です。
同じ「シャルドネ」でも、「この間飲んだシャルドネのワインとは全然違う!」となることが多々あります。

「シャルドネ」のおすすめワイン

ソーヴィニヨン・ブラン

続いては、「カベルネ・ソーヴィニヨン」の片親に当たる、「ソーヴィニヨン・ブラン」です。

主な産地

主な生産地はフランスのロワール地方やボルドー地方で、カリフォルニア州やニュージーランドでも栽培されています。

香りと味

香りはハーブやグレープフルーツのような爽やかな香りで、スッキリとした酸味とほろ苦さがあります。
冷涼な地域では青々とした風味が発揮されやすく、温暖な地域では完熟したような柑橘系の香りと、やや厚みのある酸味と辛味を持つ味わいに仕上がります。
フレッシュな香りの成分が果皮に多く含まれているため、発酵前に果皮も漬け込んで香りを抽出する製法を取り入れているところもあるようです。

一言メモ📝

「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインは爽やかな酸味と辛味を活かすために、ボルドー地方以外の地域では、単一品種で造られることが多いです。
また、「ソーヴィニヨン・ブラン」と黒ブドウの「カベルネ・フラン」を交雑させて造られたのが、世界のブドウ品種で最も有名と言われている「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。
「ソーヴィニヨンとカベルネ」。
「ブランとフラン」。
どっちがどっちだっけ?となりますよね(笑)

「カベルネ・ソーヴィニヨン」についてはこちらの記事をご参照ください。

おすすめワイン

リースリング

続いては、「シャルドネ」の対抗種と言われている、「リースリング」です。

主な産地

主な生産地はドイツで、他にもフランスのアルザス地方やオーストリア、オーストラリアなどの冷涼な地域で栽培されています。

香りと味

シャープな酸味とミネラル感のある味わいが特徴です。
若いワインでは、リンゴやアプリコットのような果実味がし、長期熟成させると蜂蜜や石油の香りとまろやかな酸味を持つ複雑な味わいへと変化します。

一言メモ📝

「リースリング」はドイツ産の甘口ワインに使用されることが多い品種です。近年では、収穫時期や醸造法により甘口から辛口まで幅広く造られています。
醸造などテクニカルな部分も表現できる「シャルドネ」とは異なり、「リースリング」の個性はテロワールをより純粋に反映しやすいことから、『シャルドネの対抗種』と言われているようです。

おすすめワイン

シュナン・ブラン

続いては、オールマイティー品種の「シュナン・ブラン」です。

主な産地

主な産地はフランスのロワール地方やアメリカ、南アフリカです。

香りと味

アカシアの花やハーブの芳香、メロンのような甘い香りが特徴で、柔らかな甘味と明確な酸味を持つ味わいになりやすいです。
長期熟成させるとよりリッチな香りと複雑な味わいになるとされています。

一言メモ📝

「シュナン・ブラン」は、爽やかな辛口から極甘口の貴腐ワインまで幅広く使用されています。
スパークリングワインに使われることも多いです。

おすすめワイン

甲州

最後は、我らが日本の有名品種、「甲州」です。

主な産地

主な生産地は日本の山梨県です。ルーツとしては、ヨーロッパからシルクロードを通って伝わったとされています。

香りと味

カボスやスダチのような和柑橘系の香りがし、酸味も軽やかでみずみずしい味わいになります。
非常に飲みやすいワインに仕上がるので、ワイン初心者の方にもおすすめの品種です。

一言メモ📝

「甲州」はアルコール度数が控えめになることも特徴の一つなので、お酒そのものが苦手な方でも気軽に愉しめるワインだと思います。

おすすめワイン

今回は、白ワインを造るときに用いられる、有名な白ブドウを5種類紹介しました。
気になる品種はありましたか?

白ワインは赤ワインと比べると、渋味が薄い代わりに香りが強いので、香りを非常に愉しめるワインです。
また、ワインが苦手な方の多くは、赤ワインの渋味が舌に合わない事が多いようなので、白ワインから始めてみると抵抗なくワインを始められるかもしれません。

(私も初めてのワインは白ワインでした。)

今回はこれで以上となります。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「どんなワインを飲めばいいか分からない」
「初心者向けのワインを教えて欲しい」
「ワインはどこで買えばいいの?」

まずはこちらの記事をご覧ください!↓↓↓

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