【聞いたことはありますか?】有名な黒ブドウ8選を紹介!

ワインのお勉強

こんにちは。イトヒロです!

僕がワインを飲みはじめた頃、こんな疑問を持つことがありました。

ワインの名前に書いてある「カベルネ・ソーヴィニヨン」ってなに?

どんなワインが渋味が少なくて、飲みやすいのだろう?

皆さんはこのような疑問を持ったことありませんか?

この記事では、赤ワインを造る時に用いられる、有名な黒ブドウ8種類の特徴をまとめてみました!

この記事を読むと、

①有名な黒ブドウの名前が分かる!

②黒ブドウの香りや味わいの特徴が分かる!

③どんな人にどの品種がおすすめなのか分かる!

一緒に見ていきましょう!

有名な黒ブドウ8種類

カベルネ・ソーヴィニヨン

まず初めに『黒ブドウの王様』と言われている、「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。

主な生産地

主な生産地としては、フランスのボルドー地方やチリが有名ですが、全世界で生産されている品種の1つです。
ボルドー地方では後述する「メルロー」とブレンドされることが多々あります。

香りと味

カシスやブルーベリーのような香りで、小粒で皮が厚いので、素晴らしい芳香と力強い味わいのワインになることが多いです。酸味や渋味もしっかりと感じることができます。
長期熟成させることが多い品種で、長期熟成させると、ドライフルーツやシガーのような香りへと劇的に変化し、引き締まった味わいになります。

一言メモ📝

「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、次に紹介する「カベルネ・フラン」と白ブドウの「ソーヴィニヨン・ブラン」の交配種です。
酸味と渋みがそこそこあるため、脂身の乗ったお肉と相性がよく、赤ワインに慣れてきた方へお勧めの品種です。
また、ワイン好きの方へプレゼントするならば、「カベルネ・ソーヴィニヨン」の赤ワインを購入すると、間違いありません。悩んだら、「カベルネ・ソーヴィニヨン」を探しましょう!

カベルネ・ソーヴィニヨンのおすすめ赤ワイン

カベルネ・フラン

続いて、先ほどの「カベルネ・ソーヴィニヨン」の親にあたる、「カベルネ・フラン」です。

主な生産地

主な生産地はフランスのロワール渓谷ボルドー地方です。
ロワール渓谷は全長1000kmを超えるフランス最長のロワール川の渓谷沿いに広がるワイン生産地で、ロワール渓谷では「カベルネ・フラン」のことを、「ブルトン」や「ブーシェ」と呼ばれることもあります。
「カベルネ・ソーヴィニヨン」と同じく、「メルロー」とブレンドされることが多くあります。

香りと味

「カベルネ・フラン」は花でいうとスミレ、果物でいうとチェリーのような香りがします。
渋味はあるが強すぎず、「カベルネ・ソーヴィニヨン」よりも繊細な味わいになります。
長期熟成させると、ムスクや葉巻のような風味が出るようになります。

一言メモ📝

フランスでは、ディナーよりも軽いランチでお肉と一緒に飲まれていることが多いようです。
「カベルネ・ソーヴィニヨン」よりも軽やかな味わいなので、「カベルネ・ソーヴィニヨン」だと渋味が強すぎると感じた方は、「カベルネ・フラン」のワインにチャレンジしてみるといいかもしれません。

カベルネ・フランのおすすめ赤ワイン

メルロー

続いて、赤ワインの中では飲みやすい品種で有名な「メルロー」です。

主な生産地

主な生産地はフランスのボルドー地方で、その中でもサンテミリオン地区が非常に有名です。
現在ではアメリカをはじめ、世界中で栽培されている品種となっています。

香りと味

ブルーベリーやカシス、チェリーのような香りがし、渋味や酸味は黒ブドウの中では比較的少ない品種なので、初心者の方にもお勧めできる品種の一つです。
長期熟成させると、トリュフやプルーンのような香りが現れ、まろやかな味わいに仕上がります。

一言メモ📝

先ほどの「カベルネ・フラン」でも渋味が強いと感じた方は、「メルロー」を探してみるといいかもしれません。きっと、「これなら飲める!」と思えるはずです。
ワインの初心者の方にワインをプレゼントするならば、「メルロー」のワインを贈ってあげると、ワインを好きになってくれる可能性が高くなるでしょう。

メルローのおすすめ赤ワイン

ピノ・ノワール

続いては、世界最高峰ワインのブルゴーニュワインを生み出す、「ピノ・ノワール」です。

主な生産地

主な生産地は、フランスのブルゴーニュ地方です。他にもアメリカやニュージーランドなど比較的寒冷な地域を好みます。
ちなみに、ブルゴーニュ地方はボルドー地方と合わせて、『世界二大ワイン生産地』と呼ばれています。

香りと味

香りはいちごやチェリー、さくらんぼのような果実系の香りと、薔薇のような香りがします。
また、果皮が薄くタンニンが少ないので、渋味は少なく、繊細かつ緻密な味わいに仕上がります。
長期熟成させると、キノコや皮革、紅茶などの香りが現れます。

一言メモ📝

ロースビーフや生ハムとの相性がよく、穏やかなワインの飲みたい方にはうってつけの品種です。
ボルドー地方では、「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「メルロー」をブレンドさせることが多いですが、ブルゴーニュ地方では、「ピノ・ノワール」単一で赤ワインを作ることが多いとされています。

ピノ・ノワールのおすすめ赤ワイン

ガメイ

続いて、多くの人が一度は聞いたことがある『ボージョレ・ヌーヴォー』を造り出す、「ガメイ」です。

主な生産地

主な生産地としては、フランスのブルゴーニュ地方にある、ボージョレ地区が有名で、他にもロワール地区でも栽培されています。

香りと味

スミレや薔薇のような香りと、イチゴのような甘い果実味が特徴的です。渋味や酸味は穏やかなので、比較的飲みやすい赤ワインが出来上がります。
日本で『ボージョレ・ヌーヴォー』が人気となっている理由も、飲みやすいからというのがあるようです。

一言メモ📝

『ボージョレ・ヌーヴォー』が気になる方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください!

おすすめ赤ワイン

シラー

続いては、華麗でエレガントなワインを造り出す、「シラー」です。

主な生産地

主な生産地はフランスのローヌ渓谷です。他にもオーストラリアや南アフリカでも栽培されており、そこらでは「シラーズ」と呼ばれています。

香りと味

果皮が色が非常に濃ゆく、タンニンが豊富に含まれているため、渋味の強いしっかりとした味わいに仕上がります。
長期熟成させると、ムスクや土の香りが加わり、より複雑でエレガントな味わいになります。

一言メモ📝

「カベルネ・フラン」以降、飲みやすい品種が続いていましたが、「シラー」はその逆で、しっかりとした渋味や酸味があるので、「赤ワインっぽい!」と感じると思います。
まだ赤ワインに慣れていない初心者の方にとっては、少し飲みづらいかもしれませんが、赤ワイン通にとっては、「これこれ!これが赤ワインだよ。」となる品種です。

シラーのおすすめ赤ワイン

マスカットベリーA

続いて、日本でも有名な黒ブドウ「マスカットベリーA」です。

主な生産地

主な生産地は日本の山梨県です。生食用品種でもありあます。

香りと味

香りはイチゴキャンディーのような甘い香りがし、渋味が非常に少ない軽快な赤ワインになるとされています。また、甘い香りと優しい口当たりなので、リラックスすることができます。
ちょっと疲れた時なんかに飲みたい品種ですね。

一言メモ📝

川上善兵衛が、日本の気候に合うようにとアメリカ系のベイリー種と、ヨーロッパ系のマスカット・ハンブルグを交雑により開発した品種です。

マスカットベリーAのおすすめ赤ワイン

キャンベルアーリー

続いて、巨峰の源となっている、「キャンベルアーリー」です。

主な生産地

主な生産地は日本の北海道や宮崎県です。日本では元々、生食用やジュースとして有名な品種です。

香りと味

この品種はラブスカル系のブドウに特有の『フォクシー・フレーバー』というグループフルーツのような香りがあります。
基本的には甘いキャンディーや綿飴のような味わいが多いですが、近年では渋味や酸味が強めの赤ワインも造られています。

一言メモ📝

「キャンベルアーリー」も「マスカットベリーA」と同じく、川上善兵衛がアメリカから日本へ導入した品種です。

キャンベルアーリーのおすすめ赤ワイン

今回は、赤ワインを造るときに用いられる、有名な黒ブドウを8種類紹介しました。
気になる品種はありましたか?

渋味が苦手な方は、「メルロー」や「ガメイ」、
渋味が欲しい方は、「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シラー」

を飲んでみるといいかもしれませんね。

それでは、また書きます。以上、イトヒロでした!

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