【品種紹介第一弾】カベルネ・ソーヴィニヨン

ワインのお勉強

こんにちは。イトヒロです!

この記事は「品種紹介シリーズ」の第一弾です。

このシリーズの最初にご紹介するのは「カベルネ・ソーヴィニヨン」

一緒に見ていきましょう!

特徴

カベルネ・ソーヴィニヨンは最も有名な黒ブドウであり、「黒ブドウの王様」と言われています。

1600年代にカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランが自然配合して生まれたとされており、高級ワインからデイリーワインまで幅広く使用されています。

単一品種でのワインもありますが、ほとんどの場合はメルロなどの他の品種とブレンドされて、渋味や苦味を抑えられています。

カベルネ・ソーヴィニヨンは小粒で皮が厚いため、凝縮した風味と、皮と種由来のしっかりとしたタンニンがあるので、赤ワイン特有の渋い味に仕上がります。

香り

特徴的な香りとしては、ヒマラヤ杉、スミレ、ハーブ、ブラックチェリー、ピーマンなどです。

また、成熟するとドライフルーツ、シガー、ジビエ、レザーなどの香りが愉しめます。

味わい

生産されてすぐはしっかりとしたタンニンが感じられるため、渋味や苦味が強めです。

熟成すると和らいでき、果実味に溶け込んだ状態となり、味わいのバランスが取れ、複雑性の増した風味が生まれます。

カシスやブルーベリーのような黒系果実の濃厚な果実味が特徴的です。

アメリカやチリ産ではチョコのような風味を伴います。産地によってはタバコのような風味がすることもあります。

主な産地

カベルネ・ソーヴィニヨンは世界各国で栽培されており、地球上で最も植樹されている品種です。

完熟しにくいという特徴があるため、温かい気候と豊かな日照量が得られる地域で栽培されています。

  • フランス
  • チリ
  • アルゼンチン
  • スペイン
  • 南アフリカ
  • オーストラリア
  • アメリカ

が主な生産地となっています。

特にフランスのボルドー地区のテロワールで実力を発揮しており、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴーなどの村からは、世界で最も複雑性のあるワインが生まれています。

有名なワイン

カベルネ・ソーヴィニヨンを使用したワインで有名なワインはたくさんありますが、ムートン・カデ・ルージュの「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」が有名です。

また、ナパ・ヴァレーの「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」は、1976年に開催されたワインのテイスティングの大会で、ボルドー地方の有名な高級ワインを抑えてトップになったワインです。それまではフランスなどのヨーロッパの国々がトップに選ばれていたのですが、初めてアメリカのワインが優勝し、世界中で大きな話題となったそうです。
ちなみにこの出来事を「パリスの審判」と呼びます。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さんもぜひ、を飲んでみて下さい!

以上、イトヒロでした!

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