【極甘口アイスワイン】Boetzinger Spatburgunder Weissherbst Eiswein Barrique (ベッツィンガー シュペートブルグンダー ヴァイスヘルプスト アイスヴァイン バリック)

海外ワイン

こんにちは。イトヒロです!

ワインには様々な種類がありますが、その中でも特殊なワインの1つが「アイスワイン(アイスヴァイン)」というものです。

この記事では、僕が実際に飲んだアイスワインの「Boetzinger Spatburgunder Weissherbst Eiswein Barrique (ベッツィンガー シュペートブルグンダー ヴァイスヘルプスト アイスヴァイン バリック)」をご紹介します。

アイスワインとは?

ワインそのものを凍らせるわけではなく、 ブドウを凍らせて作るワインを「アイスワイン」と呼びます。
ドイツでは「アイスヴァイン Eiswein」と呼び、今回紹介するワインは、名前に「Eiswein」と表記されていることから、ドイツ産のアイスワインであることが分かります。
マイナス7℃以下の環境で人手を加えずあくまで自然の状態で樹になったまま凍結した果実を収穫し、凍結した状態で搾汁した果汁を使用してつくられます。アルコールは5.5度以上と制定されています。
ブドウが凍るということは寒冷地である必要があるので、ドイツ以外でもオーストリアやアメリカでも作られており、特にカナダは有名な産地です。

また、アイスワインは「デザートワイン」に含まれることが多く、他のデザートワインには「貴腐ワイン」や「アパッシメント」などがあります。

名前

今回のワイン名は非常に長いですねΣ(‘◉⌓◉’)
1つずつ見ていきましょう!分かりやすいように色分けします。
Boetzinger Spatburgunder Weissherbst Eiswein Barrique
ベッツィンガー シュペートブルグンダー ヴァイスヘルプスト アイスヴァイン バリック

Boetzinger (ベッツィンガー)

Boetzinger (ベッツィンガー)とは、このワインが作られているワイナリーの名前から取ったもので、正式なワイナリー名は「WG Boetzinger」と言います。
ベッツィンゲン醸造所は1935年ベッツィンゲン村の64の家族が集い、ワイン造りとマーケティングを共に行う目的で設立さた協同組合です。現在ではバーデン地方で3本の指に入る協同組合だと言われています。

Spatburgunder(シュペートブルグンダ)

Spatburgunder(シュペートブルグンダ)とは、黒ブドウの品種名です。
あの有名なピノ・ノワールの別名(ドイツでの呼ばれ方)Spatburgunder(シュペートブルグンダ)となっています。
「Spat(シュペート)=晩熟の」+「BurGUnder(ブルグンダー)=ブルゴーニュの」が語源と言われています。
ちなみに、Spatlese(シュペートレーゼ)は通常の収穫よりも1週間遅く以上収穫された完熟したブドウを使っているワインに付けられる、ドイツのワイン法での格付けです。

Weissherbst(ヴァイスヘルプスト)

Weissherbst(ヴァイスヘルプスト)とは、95%以上同一のブドウ品種から作られたロゼワインのことです。ワイン業界的にはボルドーのような例外もあるものの、なんとなく、「単一品種のワインはいいワイン」という意識が根強くあるように感じます。
これは世界的にもそうであり、単一品種で造っていることをアピールすることはワイナリーにとってもプラスなことです。
なので、ワイン名にWeissherbst(ヴァイスヘルプスト)が入っているということは、「単一品種で作られたワインですよ!」というアピールをしていることになります。

Eiswein(アイスヴァイン)

Eiswein(アイスヴァイン)とは、先ほど説明した通り、自然に凍ったブドウで作るワインのことです。

Barrique(バリック)

Barrique(バリック)とは、ワインを熟成させる小樽の事です。オーク(楢)で出来ていることが多いので、オーク樽とも言われます。
小型の樽で熟成させると、熟成期間を短縮したり、色素を安定させてワインの色を濃くしたりすることが出来ます。このため、バリックを使用する生産者が増加したとそうです。
バリックは、ワインに樽の香り(バリック香)が加わるため、独特の香りを生み出します。
さらに、オークに含まれるタンニンなどが溶け出し、ワインに力強さや絶妙な風味をもたらす効果があります。

まとめると


自然に凍ったシュペートブルグンダというブドウのみを使ってWG Boetzingerというワイナリーバリックという小樽で作られたワイン

ということのになりますね!

飲んでみた感想

あま〜い香りに、あま〜い風味。とにかく極甘でした。最後は少しスパイス味がありますが、それでも甘い印象が強すぎるワインでした。
アイスワインはデザートワインに含まれるため、その名の通り食後のデザート感覚で飲む事をお勧めします!
ケーキやバニラアイスと一緒に飲むと少しお洒落なデザートタイムになりますね。
ただ、赤身肉のステーキや白身魚と一緒に飲むのは微妙かもしれません、、
ちなみにアルコール度数は6.5%なので、お酒が苦手な方でも飲みやすかと思います!

5段階評価

色合い4.0
香り 5.0
渋み 0.0
酸味 0.0
果実味5.0
総合 3.0

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さんも「Boetzinger Spatburgunder Weissherbst Eiswein Barrique (ベッツィンガー シュペートブルグンダー ヴァイスヘルプスト アイスヴァイン バリック)」を飲んでみてください!
以上、イトヒロでしたー!

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