こんにちは。イトヒロです!
九州は桜が満開ですね。入学式の頃に散っていないことを願っています!
今回はMalenchini(マレンキーニ)の「CANAIOLO(カナイオーロ)」を飲んでみたので、ご紹介します。
カナイオーロ マレンキーニ 2022年 イタリア トスカーナ 赤ワイン フルボディ 750ml【12本単位で送料無料】【ワインセット】【ワイン ギフト】【母の日】 価格:3608円 |
名前
このワインの名前となっている「CANAIOLO(カナイオーロ)」は、このワインのブドウの品種名のことです。
カナイオーロは主にイタリアのトスカーナ州で栽培されており、「カナイオーロ・ネーロ」とも言います。
品種名の由来は、この品種の色づく時期が「カニコラーリ(canicolari)」と呼ばれる期間(7月24日~8月24日)に重なることから、この品種の色の濃さを象徴してカナイオーロと呼ぶようになったという説があリます。また、味わいに若干苦味が感じられることから、そのような苦味を思い起こさせる「ローザ・カニーナ(Rosa Canina)」という野バラの名に由来するとも言われています。
6世紀にはキャンティワイン(トスカーナ州キャンティ地区のワインのこと)の主要なブドウ品種であったカナイオーロですが、現在では主にブレンド用の補助品種として用いられています。
多くのトスカーナのワインにおいて、カナイオーロは、「サンジョヴェーゼ」に次ぐ大切な役割を果たしています。
カナイオーロは、サンジョヴェーゼのタンニンを和らげ、飲みやすさとエレガンスを際立たせます。理想的なブレンド・パートナーとして、サンジョヴェーゼの長所を最大限に引き出すことができる品種です。
ちなみに「サンジョヴェーゼ」とはイタリア中部地方を原産とする赤ワイン用のブドウで、「ジュピターの血」という意味があります。
カナイオーロ単一でワインを造っている生産者は未だ少なく、サンジョヴェーゼのブレンド用として使われることが多いです。
しかしながら、トスカーナ州やウンブリア州には単一醸造で質の高いワイン造りに成功している生産者もおり、このワインはその成功例と言えるでしょう。
生産地
このワインの生産地はイタリアのトスカーナ州です。この地域はイタリアの中でも屈指のワイン生産地です。
イタリアの中部で美しい丘陵地帯が広がる地域で、「キャンティ」と呼ばれるワインが有名です。有名すぎて偽物が出回ったり、その他大勢のキャンティになってしまうのを避けて、あえて格下の格付けを名乗ることもあるほどです。
主に栽培されている品種は、サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、コロリーノ、トレッビアーノなどです。
生産者
このワインの生産者は「Malenchini(マレンキーニ)」です。
マレンキーニは100年以上トスカーナ州でワインを造り続けている、非常に歴史の長いワイナリーです。
マレンキーニは、キャンティという場所の魅力を古くから守り続けているワイナリーですので、キャンティのワインが好きな方にとってはピッタリでしょう。
醸造所は、11世紀に建てられたメディチ家の別荘を使用しています。
情熱こそが、マレンキーニという一族を動かし、2世紀以上に渡ってワイン造りを行い、マレンキーニの遺産でもあるワイン造りのノウハウを育ててきました。
オーガニックの認証は特に取っていませんが、農薬・化学肥料は100%使用せず、テロワールの魅力が最大限活かされたワインを造り続けています。
飲んでみた感想
僕が今まで飲んできたワインの中に、カナイオーロ単一のワインはなく、初めてだったのでとても楽しみにしていました。
香りはベリーやチェリーのような甘い香りでした。
タンニンが少なめの品種ですので、渋味は少なめですが酸味が強めな印象でした。飲み口はスッキリとしていましたが、後から酸味が感じられます。時間を置くと酸味がさらに強くなりました。
ソースの効いた牛ステーキなどと一緒に飲みたいようなワインです。
5段階評価
色合い
香り
渋み
酸味
果実味
総合
カナイオーロ マレンキーニ 2022年 イタリア トスカーナ 赤ワイン フルボディ 750ml【12本単位で送料無料】【ワインセット】【ワイン ギフト】【母の日】 価格:3608円 |
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんもぜひ、Malenchini(マレンキーニ)の「CANAIOLO(カナイオーロ)」を飲んでみて下さい!
以上、イトヒロでした!
「どんなワインを飲めばいいか分からない」
「初心者向けのワインを教えて欲しい」
「ワインはどこで買えばいいの?」
まずはこちらの記事をご覧ください!↓↓↓
コメント